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裏庭の猫 in Chiang-Mai(現在日本在住)

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サフランボル到着・ちょっと風邪ぎみ

トルコ旅行:2007年10月11日~11月1日

サフランボルはイスタンブールからバスで約7時間。
昔ながらの民家が多く残る街並みが世界遺産に登録されている。


が、夜行でオトガル(バスターミナル)に着いて、そこからセルビィス(バス会社が出す無料の送迎車)で新市街のバスオフィスに着いたのが朝5時。

世界遺産は旧市街。
歩いていけない距離ではないが、まだ暗いし、外は寒いし、トルコはどうやら朝が遅いので、安宿があくのも遅い。
せめて7時くらいまではここで時間をつぶしたい。
オフィスのおじさんに聞いても、旧市街行きのミニバスも7時くらいだというし…。

ということで目でうったえ、バスオフィスに居座る。
ちなみにバスに乗ってた外人は私だけだったようなので、私以外の人はオトガルもしくはオフィスの前で皆、車に乗っていってしまった…。

6時くらいになり、なんとなくあくびを繰り返すおじさんが気になる。もしやおじさん、私がいるから帰れないのか?
と思ったが、しばしすると数人のおじさんが現れ談笑しはじめた。
ので引き続き6時半くらいまで居座る。

そして外も明るくなってきた頃、おじさんに挨拶してオフィスを出る。「あっち」と手でさされた方へ向かうがミニバス乗り場は分からない。
掃除をしていた親切なおじさんが「チャルシュ(旧市街)はあっちだよ」と教えてくれ、目指して歩いていれば客を拾いたいミニバスから声がかかるだろうと先に進む。

が、いつまでたってもミニバスから声がかからず…。
ミニバスは通っているのだが、どうもアジアのように途中で客を拾って…という風にはいかないようだ。

背中の荷物は重いし、下りだがけっこうな坂なのでひざも痛い。
途中、車から「チャルシュ?」と声がかかり、このあたりならヒッチハイクも問題なかろうと「イエス!」と思い切りよく答えてみたが、「バーイ!」といってしまった。
何で声かけたんだよ?

てなことで結局、旧市街まで歩いた。
30分くらい?

広場について、小さい町だから宿もすぐ見つかるさなんて思ってたけど、「歩き方」の地図ではよく分からない。
後から思うに、サフランボル中心部はみやげ物屋が並ぶ路地がけっこう入り組んでおり、どのみちしばらく歩いてみないと地理が把握できない。

広場にはバス待ちの人がいたが、依然町は静かなまま。
おーい起きろ、トルコ人~。

と心で叫びながらなんとなく、ぶらぶら歩き出す。
どうもはずれに来たっぽいなー。
と思ったところでやっと宿の客引きに声かけられる。

思ったより高い。
35リラとか30リラとか。
続いて適当なホテル(このあたりのホテルはやはり古民家風)で聞くも、やはり高め。

しばし勝手に開いてない店先のベンチで休む。
この時点で「風邪?」な状態だった私は多少高い宿でもやむ終えないか?と考えていた。

するといつの間にか足元に犬が座っていた。
ものすごくなつっこく、体を摺り寄せてくる。
心なごむ奴だなー。なでなで。

しばらく遊んでいると犬がどこかへ歩き出す。
なんとなくついていくと、すぐ路地を入ったところが、サフランボルで日本人パッカーに有名な宿だった。

ここの犬だったようだ。
腕のいい客引きだな、おまえ。

ドミ(他人部屋)で20リラ。
ドミにしては高いと思ったが、かわいい古民家風だし、その時点でドミが私一人だったのでシングルみたいだし、部屋にシャワー・トイレがついてるので、ここにした。何よりものすごい清潔。

で、部屋に入ってとりあえず寝る。
風邪のときはそれしかないだろう。

サフランボル到着・ちょっと風邪ぎみ_c0031296_8201293.jpgヨーロッパ?な町並み

サフランボル到着・ちょっと風邪ぎみ_c0031296_822579.jpg中心部は土産物屋が並ぶ(早朝はもちろん開いてない)

by uraniwaneko | 2007-11-08 08:19 | 2007.10 トルコ