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裏庭の猫 in Chiang-Mai(現在日本在住)

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悪評高きルアンナムター・ムアンシン間のバス

旅行中出会った人で、その路線を利用した人が「ひどい!」と必ず言う、
ルアンナムター・ムアンシン間のバス。
「2度ほどまじで崖から落ちそうになって、窓からラオス人が皆逃げ出していた」、「雨が降った後のぬかるみにタイヤがはまって、車を押すはめになった」、「故障で先に進めなくて途中で1泊した」…この路線は話題には事欠かない。


私は往復利用した。そうせざるを得なかったともいう。
本当は帰りはムアンシンの先のミャンマー国境に近いシェンコックからメコンをボートで下ってフエサイに戻りたかった…。
が、そのボートは定期便じゃなくて、乾季は運行されてるか不明、もし運行されていてもフエサイ発の帰りの便利用になるので、便があるかどうかも不明。もちろん人が揃わなければチャーターで3000バーツ(9000円!…全部で3万円しかもってないのに~)くらいの運賃になるらしい。
…という悪条件で、わざわざシェンコックまで行って確かめる気にもなれず復路も利用した。

さてそのバス。
まずボロい。韓国製(ヒュンダイ)の中古車だろうが、今までにもベトナムとかでボロいバスは乗ってるけど、これはダントツだな…というのに往路当たった。乗るはずだった便は故障で運行せず、代替の便も当然のように途中で2度ほど故障して、道端で直るまで待たされた(ま、この程度ならよくある事だと思う)

もちろんエアコンなどついてるはずがない。
*往路は手数料込みで10ドルだったので「もしや?」と期待したが、そんなわけないよなって感じ。

座席のほとんどのシートは破れ、備品も壊れていたりする。横4座席で、タイの普通バスよりは座席幅はあるが、あいている通路に所構わず荷物が積み込まれるので、狭いのには変わりない。
そして私の座席は天然リクライニングになっていて、バスの揺れに合わせて安定することがなく、常にどこかにつかまっていなくてはならなかった…(8時間だよ)。
2度ほど席から落ちかかって、隣のラオス人があわてて引っ張ってくれた。

だが、バスのボロさは道路状態がよければそれほど苦痛にならない。

しかしこの道が、今整備中なんだろうけど、ほとんどが舗装路でない上、山道でカーブが多いので、揺れるんだな~。
雨が多少降る時期なので、道路がぬかるんで、ぼこっと穴が開いていたりすることもあるし。
そう、この雨によるぬかるみ。途中の山道は道幅が車幅ぎりぎりのところもあり(対向車はどうするんだろ?)、しかもカーブしてたりするもんだから、崖側がごそっとこそげ落ちたりして、噂通り危険この上ない。

とはいえ私が乗った時は、前日に雨は降ったが道路はそこそこ乾いていて、落ちそうになることはなかったので、ある意味、ラッキーだったといえる。
が、道路が乾いてると今度は土ホコリがひどい…。
バスの隙間から始終モクモクと湧き出てくる。靴やらザックやら真っ白。
眼は痛いし、口はジャリジャリになる。

そんなこんなでたった8時間だが、もう到着時にはぐったりなのである。

が、往路、隣のラオス人に行き先を尋ねたところ、なんとビエンチャンだという。(2日に1便運行されてるらしいのに偶然乗った)。
ルアンナムターで降りた人は少なかったので、ほとんどの人がビエンチャン方面へ向かうのだろう。
ちなみに2日かかるらしい。
8時間なんかまだまだ甘いってわけね。
この先、道路はよくなるだろうが、それでも恐るべし、ラオス人…。

c0031296_15241856.jpg出発したと思いきやすぐ近所の雑貨店でけっこうな荷物を積み込む(この積んであるダンボール全部)。…ということを数回繰り返し、出発1時間たってもまだ100mも進んでいなかったような。当然、途中で荷物を降ろす時間も取られるわけで…。

c0031296_1524486.jpg復路のバスの中。通路の荷物の上に足を掘り出して寝ている西洋人女性。手前はドア手前の車掌用の席でむりやり寝るラオス人のおっちゃん。
by uraniwaneko | 2006-05-15 15:23 | プチ旅行