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裏庭の猫 in Chiang-Mai(現在日本在住)

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言葉のニュアンス

似たような意味を持つ言葉のニュアンスの違いは、対訳だけではよく分からないことが多い。特に感覚的に使うものは。

例えば日本語でいうと「およそ」「だいたい」「約」「~くらい」「~程」の違い。「多分」「らしい」「だろう」「おそらく」「~と思う」「とか」の違いでもいい。
だから実際に使われているケースに遭遇して「ああ、なるほど」と思うこともある。

今回の洪水の直後、隣のおじさんが「イェー!」と私に言った。
「イェー」は「ひどい」とか「大変」とかどちらかというと悪い状況を表す言葉なのだが、「マイディー・ルゥーイ(ちっとも良くない)」「ラムバーク(困る、面倒な)」などに比べて、どういう状況で使うのかがよく分からなかった。
それが、おじさんの表情で「最悪!」くらいのニュアンスで使っているらしいことが分かる。
なるほどなるほど、こういう状況で使うのか~と水に浸かりながら納得してしまった。
by uraniwaneko | 2005-08-24 08:16 | タイ語